蔵元杜氏である高嶋一孝さんは、30代の若き造り手。
静岡県にいながら、山廃造りや少汲水造りなど、独自の味わいを求めて、日夜奮闘しておられます。
この蔵の造りの特徴は、全量を静岡酵母のNEW-5で仕込むということ。
本醸造から出品酒の大吟醸に至るまで、NEW-5で造る蔵は、県内でもここだけでしょう。
その理由は、白隠正宗の酒に合っているという事が一つと、
小規模な開放タンクでの仕込みでは、互いに違う酵母の影響を受け易いという
物理的な事情もあるとかで、単一にしているそうです。
香り穏やかで、しっかりとした味わいのある酒質は、食中酒として存在感を示します。
白隠正宗の会 を開催しました。
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